石川県・加賀市の名湯、山中温泉──北陸随一の渓谷美を誇る鶴仙渓沿いに佇む湯宿「吉祥やまなか」では、2025年11月8日から12月20日まで、秋から冬へと移ろう季節を彩る特別宿泊プランを開催します。
紅葉の渓谷美を眺めながら味わう、ブランド蟹「加能ガニ」と「香箱ガニ」を軸に据えた海鮮の饗宴。11月22日の“いい夫婦の日”にも寄り添うように設けられたこのプランは、温泉と美食、そして静謐な時間を二人で堪能したい方にふさわしい限定のひとときです。
秋景と蟹解禁、旬を四季とともに楽しむ

加能ガニ(雄ズワイ蟹)と香箱ガニ(雌ズワイ蟹)は、水揚げ時期が11月6日から限定される“冬の味覚”グループ。雄の加能ガニは繊細な甘みと濃厚なカニ味噌が魅力、一方で香箱ガニは内子・外子を含む濃密な味わいから「赤い宝石箱」の異名を持ちます。
本プランでは、この二種の蟹を2名につき各一杯ずつ提供。蟹刺し・焼蟹・甲羅盛りなど多彩な調理法で、蟹の魅力を存分に引き出します。

紅葉が渓谷を染める鶴仙渓沿いの風景、湯けむりに包まれた山中温泉の情緒──この季節ならではの情景と味覚が重なり合う旅の舞台が用意されます。
和食の技、趣向を凝らした夕食と選べる朝食

夕食は「べにはな」「青竹」「千尋」などの会席メニューが用意され、のどぐろ・和牛・地魚・地野菜に加え、蟹を主役に据えた料理が彩りを添えます。加能蟹は刺身と焼きで、香箱蟹は甲羅盛りで提供されるなど、蟹を複数の表情で愉しめます。さらに「獅子の里」という地酒を1室につき1合(甲羅酒スタイル)で味わえる嬉しい特典も含まれます。
朝食は、「べにはな」スタイルや鉄板焼ブレックファスト、和食の品々など、好みに応じて選べる設え。朝のひとときにも、地の味と優しい湯気が寄り添います。
【加能蟹&香箱蟹】紅葉と夫婦蟹を愛でる 秋のふたり旅 2か月だけの贅沢 宿泊プラン

このプランは、温泉と食をゆったり楽しみたい大人の旅にこそふさわしい設計です。秋の紅葉、冬の匂い、水面に響く蟹の季節、そして静かに流れる時のなかで、ふたりだけの記憶に残る旅路を刻んでみてはいかがでしょうか。
- 【期間】2025年11月8日~12月20日
- 【料金】ご一泊 夕・朝食付き、お一人さま料金(渓流を望む和室)
42,700円~(2名1室)
*税・サービス料込、入湯税150円別、子供料金あり、金・日・休前日・シーズンUP料金あり - 【夕食】
べにはな「のどぐろ・和牛会席」、青竹「加賀能登鉄板会席」、千尋「吉祥爛漫会席」 ※お部屋により異なります - 【朝食】
べにはな「加賀能登朝食」、青竹「Teppannブレックファスト」、千尋「加賀能登朝食 極」 ※お部屋により異なります - 【特典】
夕食時、加能蟹&香箱蟹(2名につき各1杯)※加能蟹はお刺身・焼き、香箱蟹は甲羅盛りでご提供致します
獅子の里1室につき1合ご用意(甲羅酒としてお楽しみください) - 【その他】
加賀パンケーキや加賀プリン、山中節の夕べ、記念日や連泊特典など、嬉しい無料のおもてなし
山中温泉──風情ある温泉街、湯巡りと町歩きの余韻

加賀四湯のひとつとして知られる「山中温泉」は、開湯から1300年の歴史を誇る名湯。松尾芭蕉が“扶桑三名湯”のひとつに選んだことでも知られ、古くから人々の心と身体を癒してきました。
温泉街の中心を流れる「鶴仙渓」沿いには、約1.3kmにわたる遊歩道が整備され、総檜造りの「こおろぎ橋」や優美な曲線を描く「あやとりはし」など、自然と調和した橋々が風雅な趣を添えています。

ゆげ街道には老舗の菓子店や工芸品のギャラリー、地元の味を楽しめる食事処が並び、散策の途中に立ち寄る楽しみも豊富。夜には、伝統芸能「山中節の夕べ」が開催され、旅情に文化の香りを添えます。情緒ある街並みと豊かな湯の恵みが調和する山中温泉は、四季折々の景観とともに、訪れる人に静かな余韻を残す温泉地です。
吉祥やまなか
北陸随一の渓谷美を誇る鶴仙渓のほとりに建つ「吉祥やまなか」は、上質な滞在とおもてなしを追求する温泉宿。加賀の旬味を凝縮した会席料理、伝統芸能「山中節の夕べ」、貸切風呂やアフタヌーンティーなど、多彩なサービスがそろいます。紅葉や雪景色に染まる渓谷を眺めながら、温泉と美食に身を委ねる時間は、まさに大人の隠れ家そのものです。姉妹宿「かがり吉祥亭」への湯めぐりもおすすめです。
吉祥やまなかの姉妹宿:かがり吉祥亭

山中温泉の中心、鶴仙渓沿いに佇む「かがり吉祥亭」は、渓流を望む露天風呂と地元食材を生かした加賀料理が魅力の宿。全室から自然の息づかいを感じられる落ち着いた造りで、山と川の音が旅の疲れを優しく癒します。名物の「川床」で味わう料理も人気。風情ある温泉街の散策とともに、加賀の季節を肌で感じることができます。