ドイツの高級機械式時計グラスヒュッテ・オリジナルの新作「パノマティック・カレンダー‘Blue of Dawn’」

ドイツ・ザクセン州グラスヒュッテに本拠を構える名門時計ブランド、グラスヒュッテ・オリジナルが、夜明けの清らかさを象徴する限定モデルを発表しました。

その名は「パノマティック・カレンダー ‘Blue of Dawn’」。

プラチナ製ケース、そしてそのダイヤルは夜明けを思わせるブルーに彩られています。
“Blue of Dawn(夜明けの蒼)”と名付けられたブルーの美しさが際立つ特別な一本。まるで静寂の中から生まれた詩のように、技術と情緒が見事に融合した逸品です。

静謐の朝を映す、詩的なクロノグラフィー

夜明け前の工房には、すでに多くの職人たちが集まり、黙々と作業に取り組んでいます。グラスヒュッテの伝統では、早朝こそが最も集中できる時間。電気のない時代、自然光を頼りに作業を始めたことが習慣となり、静かな空気の中で新しい発想や研ぎ澄まされた感覚が育まれてきました。

今回の新作「パノマティック・カレンダー ‘Blue of Dawn’」は、そんな職人たちが紡いできたリズムと精神性に敬意を込めた一本です。澄んだ青のダイヤルには、静謐さと革新が同居し、時間を超えて人々の感性に語りかける力を宿しています。

透明な魂を覗く──アートピースのようなスケルトンデザイン

直径42mmのプラチナケースは、全面スケルトン仕様。レコード引きの装飾を施したブルーコーティングの文字盤を通して、機構の細部まで堪能できます。

3時‐6時位置に配されたレトログラード式月表示と4時位置のパノラマデイトが、アニュアルカレンダーとして機能。「ムーンフェイズ」も2時位置に設置され、ダークブルーに星空が描かれるなど、詩的な趣が漂います。

視認性にも配慮されており、夜光ドット付きのインデックスや夜光針で暗所でも美しく読み取れます。レザーストラップの素材にはルイジアナ産アリゲーターや高品質合皮が使われ、ブルーの統一感を演出しています。

自社製ムーブメントによる高度な信頼性と美しさ

「パノマティック・カレンダー」に搭載されるキャリバー92‑11は、自社製ムーブメントならではのクオリティを誇ります。

振動数28,800振動/時、100時間のパワーリザーブ、シリコンヒゲゼンマイによる高精度と耐磁性。サファイアクリスタルのケースバック越しに見える、3/4プレートのリブ仕上げやブルースティールネジといった伝統的装飾も魅力です。

技術と美意識の両面にこだわった「パノマティック・カレンダー ‘Blue of Dawn’」は150本限定。2025年9月より、グラスヒュッテ・オリジナルのブティックおよび世界各国の正規販売店で販売されます。

静寂と精密、美と計測の融合

この「パノマティック・カレンダー ‘Blue of Dawn’」は、単なる時計を超えた時間そのものへの賛歌。

夜明けの静けさ、明晰の中で鍛えられた技術、そしてそのすべてを刻む意識──この一本には、グラスヒュッテ・オリジナルの哲学と職人たちの想いがすべて込められています。時計が持つ本質的な価値に触れられる、時間を超えたアートピースです。

グラスヒュッテ・オリジナルとは

グラスヒュッテ・オリジナルは、ドイツ・ザクセン州の時計の聖地「グラスヒュッテ」で受け継がれる職人技をルーツに持つ高級時計ブランドです。

ドイツならではの精緻な設計と堅牢な構造に加え、スケルトンやムーンフェイズなど美的な表現を取り入れたモデルを数多く展開。自社一貫製造による高度なムーブメント技術を誇り、クラシックと革新が共存するコレクションは、真の時計愛好家に選ばれ続けています。

グラスヒュッテ・オリジナル公式サイト

グラスヒュッテ・オリジナル ブティック銀座

グラスヒュッテ・オリジナル ブティック銀座は、世界の高級時計を集める銀座のランドマーク・ニコラスG.ハイエックセンター(設計:坂茂氏)4階にあります。

エボニーオークとベージュ塗装、上質なレザーでまとめられた空間は、時計の精緻な美しさを引き立てる上質で落ち着いた雰囲気。ガラス越しの作業風景や最新作の展示を通じて、職人のこだわりを間近に感じながら選ぶ贅沢を味わえます。

高級感と職人芸の世界をゆったりと楽しむために、このブティック銀座は最適の場所です。時計の相談や実機の確認など、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか?

住所
東京都中央区銀座7‑9‑18 ニコラスG.ハイエックセンター4階
営業時間
月〜日 共通:11:00~20:00(祝日含む)

グラスヒュッテ・オリジナル |ブティックと販売店